味噌作り2022

国家資格取得 ひとのからだを隅々まで知り尽くした
現役の指圧師が作る 元気の出る料理レシピ!

 

こんにちは。上野治療室からです。
タイトル通り味噌作りのお話。2年ぶりとなります

 

前回の記録はこちら。

味噌作り2020

味噌作り2020 その2

 

 

この時乾燥大豆4kg分の味噌(出来上がりで計12kgくらい?)仕込んでいたので
まだ在庫はあるのですが、
作って寝かさないと食べられないのが味噌なので、今年も作ることにしました

豆はアメ横のダイマスさんで買いました
量り売りで1.5kg。ネーム入りの袋がかっこいいです

中身はこちら

じゃん!黒豆です! 大豆じゃなくて黒豆の味噌になります。

 

大豆の味噌も追って作る予定なのですが、
母からもらって食べていた黒豆の味噌がとても美味しいので、今年は自分で作ってみることに。

2日前から浸水させて

と、豆は水を吸って大きくなるので、実際には途中で何度か水を足しています

2日経つとこんなに大きな豆に!

すごく立派な黒豆です。

 

こちらを鍋に移して煮ていくことになります

圧力鍋で豆を煮る時は、量を少なめにしておかないとピンが詰まって危ないと聞いているので
加減をみて加えまして火にかけていきます

 

その間に次の準備です

塩と麹です
大豆用の麹もまとめて買ったので4.5kgあります
食塩も合計2kg

これを今回使う分だけ分けることにします

 

味噌の基本は豆:麹:塩の割合が2:2:1 です
減塩が好みでしたら塩を減らし、甘口が好みでしたら麹を足します

普段大豆で味噌を作る時は、2:2.5:0.8の割合で作っています
麹多めの塩が気持ち少なめ。

 

今回も同じ割合でいこうと思います

大豆が2kgで麹が2.5kg、黒豆1.5kgだと麹は…?

2:2.5=1.5:x
x=1.875

500gを3回計測して300gともう少し足して1.9kgの麹を用意しました

続いて塩

こちらは600gあればいいのでひと袋に100g

あとは麹を手でほぐして

 

バラバラになったところに塩を入れて混ぜておきます

これで準備OK

 

そうこうしているうちに豆が沸騰してくるので

アクを取ったら蓋を閉めて圧力をかけていきます
タイマーで40分

 

時間が経ったらピンが下がるまで自然放置。

ふっくらと柔らかく煮えました。

 

豆が少し冷めるまで別に移しておきます
その間に樽の準備をしましょう

味噌樽にビニールをかけてアルコールで消毒しておきます。

 

そして今年も登場

餅つき機です
これの豆潰し機能がとにかく便利です。あるとナシでは大違い

 

水を切った豆を機械にいれまして

 

スイッチオン。30秒ほどで様子を確認します

適宜へばりついたのを落として数回回していくとちゃんとペースト状になります

 

ここまで出来たらボウルに移して

 

先程の麹と混ぜていきます。分量は大体適当です。
バランス良く混ざっていればちゃんと味噌になります

 

そうだ!間に種味噌も入れました。入れると発酵が安定するそうです。
今回は2年前に作った大豆の味噌を少しだけ。

 

均等に混ざったら先程の味噌樽に詰めていきます。
その間も鍋には黒豆が入っていて次のものを加熱しています

こんな感じ

 

以後この作業の繰り返しとなります。
半日がかりの仕事な上、大きな鍋、ボウル、コンロを占拠する作業ですので
お昼ごはんなどを予め準備して望むことをオススメします

今回はおやつにやきいもを食べました。

 

さて、全ての豆をつぶして麹と混ぜたら

樽に詰めてしまいます。1.5kgとはいえ結構な量です。

最後に空気を抜いて重しをして完成です

 

お疲れ様でした!!

何度かかき混ぜたりして様子をみて、種味噌が少ないので夏過ぎた頃には
食べられるようになっているのでは…?と思っております

 

一度頑張ってしまえば美味しい味噌が食べられますし
豆を潰す作業もそこまで手間ではありません。皆さんも是非作ってみて下さい!
オススメですよ!

 

 

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