決め手は○○!熊肉を貰ったので食べてみた!

国家資格取得 ひとのからだを隅々まで知り尽くした
現役の指圧師が作る 元気の出る料理レシピ!

こんにちは。少し前に患者さんから熊の肉を頂きました。
ありがとうございます!!!


冷凍のお肉だったので、時間が取れる時に調理しよう、と思いようやく着手。
測ってみたところ746gありました。かなり大きなお肉です

ひとまず冷蔵庫で解凍をして

ひと口大に切ってみました。
脂も多少あるみたいですが、かなり赤身が多い肉質です。

ネットで検索をかけてみたところ煮て食べるのが一般的なようなので

鍋に肉とほぼ同量の水と日本酒を入れて煮立たせて

まずは軽く下茹でをしていきます。

その間に

熊肉がどんな味なのか分からない。
ならば食べてみればいいのでは?と気付き、ひと切れだけ焼いてみました。

ある程度火を通した後で塩を軽く振って食べてみます。

んっ、固い。
固いというより筋っぽい。下茹での足りない牛すじみたいな食感。
これ表面の白いところを取った方がよかったかも

噛むと噛むだけ味が出る
うん、噛む…噛み切れない… これ筋の部分が固い。

あと匂い。牛肉のアブラを抜いたような風味…
噛む度に口に広がって… うんうまいかも… でも固い…

あーでも意外と風味が強いぞ… なるほどコレが熊… 固い…

 

……ごちそうさまでした。

何となくイメージが掴めました。試食は大事だなと思いました。

筋の部分がどうにも固かったので、圧力鍋にご登場いただきました。

下茹でした肉をざっと洗い、改めて水と日本酒を浸る位に。
匂いが少し気になったので生姜も入れました。

これで圧をかけて25分ほど下茹で。
さすがにこの位煮れば筋の部分も柔らかくなると思います。

 

—25分経過—

 

煮えました。煮汁が黄色いのは肉から脂分と旨味が出たからと思います。

少し味見をしてみたところコクがあるので、煮汁も少しだけ活用しようと思います。

鍋に肉を戻して、冷蔵庫の中にあったコンニャクとゴボウを投入。
そして

山盛りの千切り生姜!こちらが味の決め手となります。

これを入れて水と日本酒、先程圧力鍋からの煮汁を加えて煮ていきます

アクを取りつつ自家製味噌と砂糖を加えて30分ほど煮込みます
ここで一旦冷まして味が入るのを待ちました。

翌日水を加えて煮返して味噌と砂糖で味を整えます。

出来上がりです!!

熊肉は肉質しっかり!!これだけ煮ても味が抜ける事はなく
ある程度風味は残っています。

味噌と生姜のバランスがぴったり!一味唐辛子などを入れて辛味のアクセントを
加えようかと思ったのですが不要でした。十分に美味しいです。

煮汁多めで味を整えて、煮物と言うより汁物のようにして食べても美味しいのかも、
と思いました。

母にも食べてもらいましたが合格点をもらいました。
初めて熊の肉を食べてみましたが、なかなか美味しかったです!!
機会があったらもっと上手に作れるかも!? 次は別の料理にもチャレンジしてみたい!!
カレーなんかいいかも?

などいろいろ思いました。

 

寒くなってくると煮込み料理が美味しいですね。
温かいものを食べて皆さんも元気にお過ごしください!!