ギターの話(2) Greco SE800

こんにちは。上野治療室からです。

前回のブログから少し空いて続きです

ギターの話 (1) Greco SE800

前回はどんなギターだったか、外観を見たところで終わりました。
早速レストアに入ってみようと思います。

が、とはいえです。

私、ギターのレストアなんてやった事ありません。。
果たしてうまくいくのか。ドキドキです。

ということでまずは外しやすいところから。

ペグをひとつ外して磨いてみました。


見様見真似で磨きましたが、結構綺麗になりますね。
これはイケそうだ。

ということでペグを全て外しました。

金属パーツはペースト状の錆落とし(いわゆるピカールみたいなもの)を使って
たいだいの汚れを落とし、1000番くらいのコンパウンドで仕上げ磨きをしてあります。

ヘッド部分もペグがあったので落としきれなかった汚れを綺麗に拭きました。

金属磨きは一度にやってしまおうと言うことで、ブリッジ部分にも取り掛かります。

 

スプリングのネジをゆるめネジを外し
ブリッジのパーツをすべて外します。

そういえば、アース線が外れてますね。
あとで直さないと。

ブリッジ部分です。ネジもだいぶ錆びてます

外したパーツです


こちらもペースト状のサビ落としがあったので、これで磨いてみます
細かい部分はワイヤーブラシを駆使します。意外と綺麗になりました。

淡々と書いてますが、意外としんどい作業でした。
疲れる…。

ブリッジプレートはもう少し目の細かいコンパウンドで磨いて
ここまで綺麗になりました

サドルのネジも何とか回りそうです。
バネも錆びついて伸縮しにくかったのがだいぶスムーズに動くようになりました。
細かい汚れはアジということで。

最初はどうなるか、と思いましたが何とかなるものですね。

 

 

次はピックガードと配線部分です。

 

 

 

ピックガードを完全に外しました。ネジも結構さびてます。

ピックアップとボリュームは使用出来そうです
予算は抑えたいのでそのまま使います

ジャックとセレクタースイッチは交換しましょう。
ということでジャックも配線を切って外してしまいます

 

ピックガードを外したので、ボディーの擦れ傷が目立つのを
コンパウンドで磨いてみます

 

これ、今画像を見て気づいたんですが
リアのピックアップをハムバッカー搭載出来るようにザグりありますね。
前の持ち主が改造した後なのでしょう。

頑張れば搭載出来るなあ…。うーん
(と思ってこのブログを書きながら小一時間、ハムのPUを検索してしまいました 笑)

 

まあいいです
細かい目のコンパウントで磨いたところ、
この位綺麗になりました。写りこみの感じ、わかりますでしょうか?

ここからはパーツを買い足さないと先に進めないので一旦休止。
次回に続きます。