MNGとPortacapture X6の気になる点
こんにちは。上野治療室からです。
音楽カテゴリのおはなし。先日のTASCAM Portacapture X6のお話です。
先日応募していたウインドスクリーンが届きました。現在キャンペーンは終了しているかもですが
TASCAMの純正品ウインドスクリーンです。
製品名はウインドジャマーなんですね。何となくウインドシールドだと思っていたんですが
正しくはどれなんでしょうか?なんでもいいのかな?
表面がふわふわなので意外と大きく、装着したままですと
前回紹介したSwitch用のポーチがぴったりのサイズです。
先日旅行に出かけた際にレコーディングをしたのですがやはり効果は抜群です
ショックマウントと併せてハンドリングノイズ、風切音は気にならなくなりました。
こうなると、やはり他のマイクが気になるわけです。
という事でMNG。バイノーラルマイクを買ってみました
ステレオイヤホンにマイクがついたような構造になっており、
耳の両脇にあるマイクが音を拾う事によって、自分の耳で聴いているような音像が録音出来る
というものです。
こんな感じの音が録音出来ます(イヤホンもしくはヘッドホンで聴いて下さい)
ただ、ちょっとここで残念というか、当初思っていたのと違った点がありまして。
今回は最後にそのお話を書きます。
バイノーラルマイクはコンデンサマイクですので本体のEXT IN端子に接続します
が、こちらの端子、内部ルーティングで入力1/2のみにしか選択出来ないようになっています
つまり内蔵マイクとEXT INを利用して4チャンネル同時録音は不可能、という仕様とのこと。
うーんそうなのか。
そして、EXT IN端子は32bit Floatには非対応の端子なのだそうです。
こちらは公式HPのfaqにありました
https://tascam.jp/jp/product/portacapture_x6/faq
因みにPortacapture X8のEXT IN端子はプラグインパワー非対応の入力端子だそうです。
今回紹介したバイノーラルマイクを使用したい場合は、ファンタム電源をコンデンサマイクの電圧に
変換してくれる端子を導入する必要があります。。
(追記:X8は入力1/2がプラグインパワー対応なので、付属マイクを外して
ステレオミニジャック↔︎モノラルミニプラグ×2の変換を挟めば使えるとの事です。情報ありがとうございます)
うーんうーん。
この辺もう少し柔軟にならなかったのかなあ…?と 少し残念に思っております。
それ以外は操作性もよく、音も綺麗に録音出来るので満足しております。
ただ、フィールドレコーディングは難しいですね。
何度も使ってみて、慣れていくしかないのかなと。
また面白い音が録音出来たら紹介しますね!