令和フィルムカメラ(7) ジャンクのカメラに思わぬ振り回された話

こんにちは。上野治療室からです。

カメラの話ばかりで恐縮です。またカメラの話です。
これ以上カメラは増やさない、買っても仕方ないと思っていたのですが。

詳細は追ってブログに書きます。はてさてどうなるやら。

— 田村指圧治療院 (@tamura_shiatsu) June 17, 2024

こちらのポストの話。そうか6月でしたね。今回はこのカメラの話です

ついカメラを買ってしまいました。ミノルタのCLEという機種です。

いわゆるジャンク品扱いで棚に並んでおり、電源入らず動作未確認と書いてありました。
冒頭の通りこれ以上カメラを増やしても仕方ないと思っているのですが
どうしても気になって一旦仕事場まで行ったのですが某カメラ店に走って戻って
買ってしまいました。

こちら、小さくてライカのレンズが使えるカメラと言う事で今でも人気の機種。

私が現在メインで使っているこちらのカメラ

フォクトレンダーのBESSA-Rと同じレンズがアダプターを介して装着出来て
よりコンパクト。絞り優先でシャッタースピードを自動調整して写真が撮れる
何と言ってもライカと共同開発のカメラと言う事で気になっていました。

今でも修理をしてくれるところがあるようなのでそこに送って直してもらって
使おうか、と思って仕事の合間に説明書をダウンロードして読んだり、
ネットで検索かけたりしていました。

するとどうやら電池の入れ方が独特で、電源を入れないとシャッターも切れないという事が
分かりました。お店購入した時には電池が入ってませんでした。

一旦梱包をして後は送るだけにしてあったのですがテストをしないのも悪いなと思い

患者さんの途切れたタイミングでヨドバシカメラまでダッシュ。
電池を買ってきました

恐る恐るバッテリーチェックを押してみるとランプが点灯します。。おや？
スライドスイッチを押し込みながら電源スイッチを下げてONにしてシャッターを切ると
シャッターが切れます。シャッタースピードも変化します。。

あれ？キミひょっとして壊れてない？？普通に動くカメラなの？？

と言う事で

帰りに慌ててヨドバシカメラに寄りまして

ライカのM-L変換マウントアダプターを購入しました。
もう！何度も買い物に行ったり思わぬ手間がかかります。

とはいえこれで手持ちの35ｍｍレンズを装着することが出来ます

因みに50mmの変換アダプタをつけると40mmのフレームがファインダー内に出ます
35mmだと28mmのフレームが表示されてしまいます。

レンズが装着出来たのでフィルムを1本試し撮りしてみる事にしました

と言う事で撮り終わり。
40mmのフレームで35mmのレンズをつけて写真を撮るのはさほど違和感ありませんでした。

これが例えば50ｍｍになったらどうなるか。ビューファインダーをわざわざ買って
装着するのもなあ、、という感じがします。

と言う事で簡単にですがフィルム1本撮ってみたMINOLTA CLEの良いところ悪いところをまとめます

〇良いところ
小さい、軽い　コンパクトなカメラが好きなので小さくて軽いのはよい
AEモードが便利　シャッタースピードを確認しながら絞りを合わせてシャッターを押せばいいのはラク。
デザインが良い　個人的には電源スイッチ周りもバッテリーチェッカー部も好きです

〇悪いところ
フレームが40mm　35mmも50mmも感覚で使える、っていいところ取りなのかもですが。
慣れてしまえば平気なのかもしれません(慣れたら結構平気そうです)
電源スイッチが入れにくい　ちょっとスライドさせて押し下げるのが意外と難しい。壊しそうで心配。
LED表示が見にくい　効き目の関係かもですがフレームの左端にLEDが出るので縦位置だと特に見にくい気がします

あと一枚撮り終わって巻き上げしてカバーをかけておくと
間違ってシャッターに触ってしまい真っ黒な写真が撮れていることが何度かありました。
気をつけたい

そして現像から上がってきた写真がこちらです。
フィルムはフジのSUPERIA X-TRA 400を使用。ネガをフィルムスキャンしたものをレタッチ。

MINOLTA CLE Voigtlander COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 (AE MODE)
良く撮れたもののみアップしますが、いい感じじゃないですか！？