AMBIENT KYOTO テリーライリーのライブに行って来ました

こんにちは。上野治療室からです。お休みを頂きました。

という事でタイトル通り。

新幹線でびゅーんと京都まで!いい天気でよかったです。

今年の4月に京都には一瞬立ち寄ったのですが、ゆっくり(と言っても一日だけですが)観光するのは昨年8月以来。

折角なので

金閣寺に行ったりしました。中学生の修学旅行以来だから何十年ぶり!?という感じ。
子供の頃に見たのとはまた違う感じで感慨ひとしおでした。ゆっくり神社仏閣巡りしたいなあ。

さてお土産物などを買っているうちにあっという間に夕方です。

今回のクライマックス。テリー・ライリーのライブ。場所は東本願寺。京都駅から比較的すぐの場所です。

6時半開演なので少しずつ陽は落ちてきます。
場所は普段は立ち入る事が出来ない能舞台。これが凄く素敵な場所でした。

普段は立ち入る事が出来ない能舞台の対面にある白書院に設置された椅子での鑑賞。
天井を見上げると美しい障壁画がありました。

ゆっくりと暗くなり、空気も少し冷たくなってきた頃にゆったりと始まったライブは
幻想的な空間の中、最高のひと時でした。

 

テリー・ライリーのライブは6月に水戸で観ているのですが

Terry Riley 88th Birthday concert

この時の出来が非常に素晴らしく、
再度どうしても行きたくてチケットを取り診療を休んで京都まで行った次第でございます。

前回はコンサートホールという、明るく音響的に優れた場所でした。

 

しかし今回は能舞台という半分屋外のような場所。しかも夜。
最小限の照明以外は暗い中での演奏。
その中で88歳とは思えない位、次から次へと紡ぎ出されるフレーズがとにかく圧巻でした。

昨年はブライアン・イーノのインスタレーションを見るために京都へ来ているので
その時以来のAMBIENT KYOTOのイベントでしたが

真夏の京都旅行

やはり環境の作り出す音楽、そして音楽が作り出す環境。
このふたつの密接な結びつきについて改めて考えさせられました。

 

本当に素晴らしい体験でした。ライブ鑑賞というよりは二度と出来ない体験。
貴重な機会をありがとうございました。