アルミテープを使ったエレキギターのシールディング

こんにちは。上野治療室からです。

 

先日アンプとエフェクターのシミュレータを買った話を書きました。

BIAS FX2を購入した話

ところが思った以上にギターのノイズがひどい。。あとアースが外れている。
ので処置をしてあげないといけないと。いうことになりました。

まずはその前に導通の確認。
Grecoの古いSGタイプ、SG-400Tというギター(の筈)なのですが、
弦の当たっている部分は導通がある。
アーム部分はメッキがされており導通なし
ネジの部分と弦は導通あり、と。なるほど。

そうなるとアース線をネジに巻きつけて締めつければ、弦アースが取れるという事になります。

今回シールディングは両面導電性のアルミテープを使用しました。
それとボディーのアースを取るためのラグ。

導電塗料を使うか、アルミテープ(または銅テープ)を使うか、皆様迷われてると思います
僕も結構迷いました。

今回アルミテープにしたのは、僕が塗料などを塗るのがとても苦手で下手だから、
という事に尽きます。多分はねて汚したりボディーに塗料がついたりしそうなのが嫌で。

それと出音が変わる、言われているのも気になりました。
導電塗料も乾いた後マイナスドライバーなどで剥がせると聞いたのですが、
万一嫌だったらテープの方が剥がしやすそうだなと思いこっちにしました。

見た目かっこいいのは導電塗料だと思います

 

さて、作業をしていきましょう。

まずは配線部から。カバーを外したところです。

カバーの裏側。
こちらにもシールディングをする必要があります。

カバーに塗るのも大変そうだな、と思ったのもアルミテープ採用の理由のひとつです。

という事でポットのツマミを外して中身を取り出していきます

アルミテープを長さに合わせて切り、少しずつ重なるように貼っていきます。
最初なので勝手が分からずテスターで導通を確認しながらでしたが、
テープ同士が重なっていれば意外と導通はしているようです。

この画像ですと壁面にちょっと余剰が出るように底面に重ねて貼って
壁面をぐるりと一周繋げて貼ると導通が取れた状態になり簡単でした

配線の出ているところを避けて全体を覆いました
ボディー上部にもはみ出すように貼ってカバーと接するようにしてあげます

カバーの裏側も同様に。

アームを外して下に隠れていたアース線にラグをつけてみたのですが、
ネジを締めた時に浮いてしまうので外しました。

結局アームの裏側、ネジが接する部分にアルミテープを貼り
アルミテープとボディーでアース線を挟むようにネジを締めてやり
ネジとアルミテープが接しているので導通する、という感じにしました。

ジャックのアース部分とネジが導通しているのをテスターで確認出来ました。
これで大丈夫。

折角なのでピックアップ部分もシールディングしていきましょう。
ピックガードを外して中身を掃除。

ピックガードの裏側にはやはりアルミテープは貼られていません。

片方は純正ピックアップですがもう片方はセイモアダンカンのものに換装されています。

こちらもピックアップをはずしてアルミテープを貼ります


キャビティー内も先程と同じくアルミテープを貼ります


全体に貼るとこんな感じです。
ボディーにも一部アルミテープを貼ってあります。ここでピックガード部分と接して
内部全体がアースに落ちる、という仕組みです

と、ここまでで面倒な工作は完了。

最後にアース線を通してラグをはんだ付け


ポットのアース部分にはんだ付けして

ボディーにねじ止めをしてアースに落としてあげます。
干渉しない場所を探して付属の木ネジで止めるだけです。

さて、これで弦を貼って完成です!

 

不安なようでしたら弦を残しておいて、その都度ショートしてないか確認するのもいいと思います。

 

…如何でしょうか?? 劇的にノイズが減ったのが分かるかと思います。

結果大成功!です!

 

そして肝心の出音ですが。。

正直変わりました。特にハイの部分が随分と無くなった気がします。

よく言うとスッキリしていてノイズレスでミスタッチや弦を擦る音も目立たなく
(ピックアップの高さを下げたのもあるかもしれません)
とても扱いやすい気がするのですが、キラキラしたハイの部分が無いなあと。

これに関しては好き好きな気がします。
現状ノイズがない、という方がメリットとして感じるので
しばらくこのままで弾いてみようと思います。
どうしても我慢出来なかったらテープを剥がすことにします。
一応戻せる筈なのも嬉しいですね。

最近の高級ラインのギターは導電塗料でシールディング処理がされているそうです。
いつ頃から採用されているんでしょうかね?
ノイズが気になる方は試してみる価値あると思います!

日々

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