令和フィルムカメラ(25) KONICA IIIM / Leitz Summitar MARIX100で撮り比べ

こんにちは。上野治療室からです


モノクロフィルムの撮り比べ。MARIX100です。



以前Rollei B35で一本撮ってみたのですが


正直現像結果がよく分からず。

RolleiB35のレンズのせいなのか、現像のせいなのか。
それともフィルムの特性なのか。

何故ハイライトが飛ぶのか、画質としてはどうなのか?
さっぱり分からない!

なのでもう一度撮影をしてみよう!ということで撮り比べをしました

まずはフィルムを半分に切りましてそれぞれを装填。




KONICA IIIM

BESSA-R + Summitar 50mm f2
でほぼ同じ画角、SSも絞りもほぼ同条件で撮影をしてみました

カメラ2台持ちで楽しくなって自撮りした図

現像も2本同時にいける!という事で同時に処理。

これでカメラ以外はほぼ同条件のネガが2本出来たことになります。

因みにネガですが

片方は11枚

片方は17枚

撮影出来ました。

引き傷が出来るのを気にして手順を変えてみたのですが
傷は出来なかったものの歩留まりがよくない。。うーん。難しいものですね。

現像はRodinal 1+100 20度 60分静止現像です。2本同時処理。


前回のRolleiB35と同じ条件での現像、

先に仕上がりに関してです。

目視で見たところネガの濃さはほぼ同一でした。

特に問題がなさそうでしたが、

フィルムスキャンの際に何故かKONICA IIIMのネガが明るく補正されてしまい
補正をかけて再スキャンしました

なのでKONICAIIIMの方が全体的に明るめの仕上がりになっています。

写真はクリックすると大きくなります



KONICAIIIM 1/125 F16
Summitar 1/125 F12.5

アーチの屋根、空の色、奥の建物の色。

コントラストや光の当たり具合で出た濃淡の表現。


Summitarの方がより微細なグレーを描写している気がします
線が繊細なのはKONICAIIIMのほうかな


KONICAIIIM 1/250 F8

Summitar 1/250 F8

駅から見た高架の線路です

これは明らかにKONICAIIIMの方が明るくなっています。
直線の出方や質感などは好みなのですが、ハイライトの空の部分も

少し飛んでしまい残念です


KONICAIIIM 1/30 F11 
Summitar 1/30 F11

有楽町にある国際フォーラムです

光が当たっているハイライトに近い部分はKONICAIIIM

影の部分の描写はSummitarの方が好みかなと。

どちらもシャープですし質感もよく出ています

KONICAIIIM 1/30 F11

Summitar 1/30 F11

もう一枚国際フォーラムです

アンダーは潰れてハイライトは飛びやすい条件での撮影。

こちらはSummitarがすごく頑張りました

飛ぶことなく全体的にまとまって写りました。すごい。


KONICAIIIM 1/60 F4.5
Summitar 1/60 F4.5

と、比較枚数は少なくなってしまいましたが
どちらも良く写るカメラだなと。改めてですが。

同条件での現像ですが、撮影の条件によっては
ハイライト部が飛ぶ傾向にあるフィルムだなと言う事も分かりました。
レンズによってどうなるかは変わるのかもしれません

前回のRollei B35は静止現像での現像でしたが

静止現像はハイライト部が明るくなる傾向にあるというのはこういう事かと。


併せてフィルムの特性もあり、
ハイライト部が大きく飛んだんだなという理解を得ました。



ISO100ですので粒状性はさほど目立ちませんが

Kentmere100に比べるとシャドー部は暗く、ハイライト部は明るくなり
全体的にドンシャリというか、コントラストがしっかりハッキリと出る

フィルムだなという認識を持ちました

ハイライト部の制御をどうしたらよいのか

通常現像だと多少は抑制できるだろうか?等考えてみましたが

ちょっと難しそうなので、自分的には常用フィルムの候補からは

外れるかなあ、という結論になりつつあります。

改めてですがフィルムも比べていくと違いが出てきて面白いですね!
フィルムのレビューをアップされている方は多くいらっしゃいますが

読んだだけでは得られない理解が広がっていく感じがしています