治療師が四十肩になった話(4)ストレッチは有効

こんにちは。上野治療室からです。
四十肩になったブログの4回目です。前回のリンクはこちらになります。

治療師が四十肩になった話(3)治療開始

また、リンク先に飛んで頂くと第1回から読めます。
興味のある方は是非最初からお読み下さい。

前回、患部(四十肩で最も痛い箇所)を緩めてみたところ
症状が大して改善しなかった話まで書きました。

○ではどうするか

と言うことで患部を直接緩めればいい訳ではない、と言うことが分かりました。
なので他の箇所から少しずつ緩める事になります。

この辺は治療のメソッドなので詳しくは書きませんが
ひとつ驚いたのは、腰椎付近の筋肉を緩めたら
急に手が後ろに回るようになった事がありました。

やはり患部だけではなく、前腕、上腕、肩甲骨、頸部、背部と
トータルで緩めていかないとダメなようです。

○温める?冷やす?
当初痛い時には一番痛い患部に熱感があったので、冷やしてみました。
やはりズキズキと痛い時には冷やすとよく眠れました。
消炎鎮痛成分の入った湿布などは、痛みが酷い時には効果的かな、と感じました。

しかし可動域の制限と、動かした時に痛い分は変わらず。
こちらは冷やしても効果はなかったです

 

逆に温めるのはどうか?

お風呂で温まった時は血行が良くなり多少動かしやすいかも?と思いました。

サウナとお風呂に入って温まったところで、硬くなっている箇所を
自分で指圧したところ、劇的に緩んだことがありました。
温めてから施術、または温めてストレッチなどは有効かもしれません。

 

○ストレッチは効果的
併せてやったのはストレッチ。とはいえ痛い患部をうまく伸ばすのは
難しいものです。しかし伸びてくればラクになりますし
伸ばさないとラクにならない。

幸い電車のつり革には掴まれたので、
つり革に掴まり、膝を少し曲げて身体を下げて腕が伸びるようにして
三角筋から上腕部付近を伸ばすと随分ラクになりました。

上腕の挙上が出来ないとストレッチは難しいかもしれません。

ドアノブや柱、または机などに手をかけて
しゃがんで自分の身体を下げて腕の位置を高くして
ストレッチするのがいいかもしれません。

また、ストレッチポールも使用しました。
上腕付近、大胸筋などはストレッチしやすいです。
ただ伸ばしていく時には少々痛いです。。

こうやって、自分の手が届く範囲の指圧、患部付近を温める、ストレッチを行う事で
2週間から1ヶ月程度でだいぶ症状は緩和して来ました。

次回で最終回となります。

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