治療師が四十肩になった話 (1) 原因
四十肩になりました。
お恥ずかしい話なのですが、少し前に左腕が四十肩になりました。
医者の不養生では無いですが完全なる自分の管理不足。情けない。
お陰様で現在はほぼ完治しました。一番痛い時から二ヶ月位でほぼ痛みはなくなりました。
四十肩、一度罹患してみると気づきと学びが沢山あり、大変ためになりました。
いい機会なのでブログにまとめて書いておこうと思いこの文章を書いています。
ですのでこれを読んで少しでも皆さんに還元出来れば幸いです
○四十肩?五十肩?
まず最初に呼び方の話です。
いわゆる肩関節周囲炎の事を四十肩、五十肩などと呼びます
どう違うの?と聞かれるのですが、明確に違いは無いようです。
「利き手の使いすぎでなるのは四十肩、利き手と反対側の手があまり使わないで痛くなると五十肩」
という分け方を学生の頃に聞いた気がするのですが、調べても出てきませんでした。
一応利き手は左で年齢も近い方、という事で今回は四十肩と呼ぶことにします。
○いつ頃なったのか
以前から何となく左肩に違和感はありました。
特定の方向に動かすと痛い箇所がありましたがある程度は仕方ないなと思って
日常生活を送っていました。
決定的に悪くした原因はわかっています。
タブレットによるゲームのやり過ぎ
です。
正確にはipad miniの持ち過ぎなのですが、
minecraftというゲームがあり
やりめたら急に面白くなり、休みの日には一日中ゲームをしていた事もありました。
○当初の症状
タブレットで毎日ゲームをするようになり、睡眠時間も減らしてもゲームをしていたところ、
肩こり、頭痛、目の疲れ、首のコリ、などが慢性化して来ました。
本来ならばこの時点でゲームをやめて治療をすればよかったのです。
しかしその症状を見て見ぬ振りをしてゲームを続けていました。
一ヶ月ほど経ったある日です。
朝起きてみると普段の肩こりだけでなく手首が、肘が、腕が、肩が痛い。
腕全体が重い、だるいと気にはなっていたけど、肩こりとは明らかに違う感覚。
そして肩周辺の関節の可動域が狭くなってくる。動かすと今まで痛かったところが更に痛い。
なるほど、これがいわゆる四十肩だな、と感じました。
当初は二日か三日ゲームを中断したら治るかな、と気軽に考えていました。
これが困ったことにすぐに治らない。痛みは続く。
仕事はしなくてはいけない。ゲームはしたい。でも痛い。
折角なのでポジティブに考える事にしました
「自分の管理不足でなった四十肩だ。しっかり治そう。痛みの感じや治し方が分かれば
患者さんの辛さも共有出来る。これも勉強のひとつだ」
そう思って治す事にしました。この時はまだよかったのですが。。
(つづく)