治療師が四十肩になった話(3)治療開始

こんにちは。上野治療室からです。
四十肩になったブログの3回目です。前回のリンクはこちらになります。

治療師が四十肩になった話 (2) 症状

また、リンク先に飛んで頂くと第1回から読めます。
興味のある方は是非最初からお読み下さい。

 

と、言うことで今回はいよいよ治療の話です。

○治療開始。その前に
という事で対策です。治療の前に原因を取り除く。
僕の場合はタブレット端末でのゲームが原因とはっきりわかっていたので、それをスッパリやめました。
そこからはひどくなる事はありませんでした。

 

ここで感じたのは2つです
一つは一か月程度無理をしただけで四十肩にはなる、ということ
二つめは原因となることをすぐに止めても、症状はすぐに改善しない、ということです。

 

仕事で重い荷物を持つ、長時間のデスクワークが原因で四十肩になった方は、
仕事をやめて急に負担のかかる事を完全に止めることは難しいと思います。

また止めてもすぐには改善しないのも厄介です。
焦らずに治療を重ねていけば必ず良くなるのですが、
慢性化してしまった方などはどうしても時間がかかると思います。

痛みのある方は、早めの治療をオススメします。
だましだまし使っていると長引きますよ。

 

因みにどうでもいい話ですが、minecraftはエンドゲートを見つけるところまで行きました。
エンダーパールも12個集めて、あとはエンダードラゴンにご対面、というところで中止。

クリアまでもう一歩なんですが、また肩の痛みが再発する事を想像すると恐怖で、
なかなかゲームを再開出来ません。

 

○患部を緩めてもダメ
という事でいよいよ治療開始です。
痛いのは肩全体。特に三角筋の前部付近。
ちょうど二の腕の前辺りが一番痛みがあります。

触ると力こぶが出来る辺りが一番痛みが酷く、
ここが痛くても上腕二頭筋の筋肉ではないんだなあ、
というのが個人的には面白いところでした。

 

肘を曲げる、伸ばす動作は痛くないのですが、肩を挙げる動作が痛い。
ならば三角筋を緩めてみよう。幸い指圧は得意です。

 

という事で反対側の手で一生懸命指圧をしました。
一番痛い二の腕付近を。硬い部分が取れるまで。

 

しばらく経つと硬直した部分のコリは取れました。
やった!ラクになったと思いました。

 

しかし

 

その夜は痛くて眠れませんでした。今までで一番痛い。

 

何故?と思ったのですが、
以前四十肩の患者さんにどんな感じですか?と聞いた時、こんな表現をしてる方がいました。

 

「腕が痛くてブラブラして力が入らない感じ」

 

緩めてみて分かりました。ちょうどそのブラブラしたような感じです。
おまけに痛い。なかなか寝付けない。
この日は患部を冷やして寝ました。
翌朝も腕が動かしにくくて大変でした。そして関節の可動域に変化はなく。

 

という事でこのような場合、痛い患部を直接緩めてもダメなんだ
ということがわかりました。

休んでも痛みが取れず、指圧で患部を緩めても痛みが取れない。
なかなか四十肩は厄介だなと思い始めました。

つづく

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