KOSS PORTA PRO MMCX端子&Bluetooth化

こんにちは。上野治療室からです。
久しぶりの音楽カテゴリ。

通勤時のヘッドホン、イヤホンに悩む毎日です。
以前SONY MDR-CD900STをステレオミニプラグに改造して電車で使っていたのですが 

SONY MDR-CD900ST ステレオミニプラグ改造

やはり大きさが嵩張るんですんよね。

荷物が多い日などは邪魔になり、もう少し小さく軽いものはないかなあと思ってたところ
机の中にこれがあったのを思い出しました

 

 

KOSS PORTA PROです。
開放型なので少し音は漏れますが軽くてコンパクト。持ち運びには便利。

スポンジが劣化していたので定番のYAXIのイヤーパッドに交換したところ

なかなかいいじゃないですか!
電車で使ってみたところ楽しいのでこれでいいか、と思ったのですがたまに音が途切れる。。

そうか。根本のジャック部分が接触不良を起こしていたのか。
それで使ってなかったのを思い出しました。

 

 

という事で前置き長くなりました。接点部分の改造を行った話です。

まずPORTA PROですが、イヤーパッドを外します

 

本体からぐいっと引っ張るとプラスチックの凹凸で嵌め込んである部分が外れます。
壊さないように外して、LとRの区別がつくようマーキングしておきましょう

 

続いて裏側の端子部分のカバーを外します。
こちらもただ嵌め込みしてあるだけなので隙間にドライバなどを入れて慎重に持ち上げていけば
簡単に外れます


 

こんな感じ

 

左右ともカバーを外しておきます

 

続いてプラスマイナスの確認です。
通常ですと共通の色がマイナス(GND)、色がついているものは赤が右(R)なのですが
念の為テスターで確認

間違いはなさそうです

 

MMCX端子ですが、今回は秋葉原の千石電商さんでこちらを購入しました

 

端子部分をカバーするプラスチックに配線を通すためのスリットが開いています。
ここにMMCX端子の凹んでいる部分がちょうどハマれば大丈夫な筈。

 

という事でプラスチックをヤスリで加工。
ほんの少しだけ幅を広げて、端子はうまいこと固定できそうです

 

 

あとは買ってきた細い配線を短く切り先端をはんだメッキ

 

 

 

端子部分にフラックスを塗り、予備はんだをして配線をつけます。

 

 

熱でセンターの絶縁部分が溶けないように注意しましょう。
センター端子がグラグラになります

 

と、これでつけてみたのですが、配線が長すぎました。
どれだけ配線を折り曲げてもカバーがつきそうにないです

 

という事で配線を極力短くカット

 

 

なんとか配線に成功しました。

いやー結構大変でした。

 

コツとしてはカバーを取り付けるので配線は短く、そして柔らかい物を使用した方が加工が楽です。

撚り線より単線の方がいいのかもしれません。出来るだけ細い物を使いましょう

 

 

あとは配線をぐいっと曲げてカバーを取り付けて、元の手順で戻します。
ホットボンドなどで固定している方もいらっしゃいますが、
端子がプラスチックの溝に固定されているので強度的には問題ないかなとそのままにしてあります。

断線してしまったらまた考えようかなと。この辺は個人使用の融通の利く感じです。

 

また、この状態だとちょっとだけカバーが浮いてしまっています。
気になるようでしたらヤスリで底部まで削り、しっかりと固定出来るようにした方がいいと思います

さて、これで完成。
と思ったのですが、ここまで来て気づきました。

 

 

 

MMCX端子を接続するケーブルが手元にない。。。

 

 

 

 

 

という事で配線チェックが出来ないまま翌日になりました。
いやーこんなこともあるんですね

 

という事でJPRiDE BTR-1という
MMCX-Bluetooth変換ケーブルを購入しました

いやまさかこんなうっかりをするとは。。

 

 

という事でこちらで完成です。

現在iphoneで使用していますが、問題なく鳴っております。
音質も良好です。何といってもワイヤレスなので持ち運びに便利。ケーブルを気にせず使える!
とてもよいです。

 

しばらく通勤のお供にはこれを使おうと思います。

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