〇〇車の運転は骨盤のねじれる原因に?

こんにちは。上野治療室からです。

年末年始にかけて、帰省や旅行などで長距離運転をされる方が増えるかと思います。
今日は車の運転に関するお話です。

同じ姿勢での長距離の運転は腰痛の原因となります。
加えてハンドルを握っている時間が長いので肩こりも酷い方が多いです。

大型車(トラックやダンプカーなど)を運転している患者さんが来院されていますが
やはり腰痛を抱えている方が多いです。

一方で普通の乗用車を長時間運転されている患者さんも来ていますが
同じ腰痛でも、骨盤のねじれを気にされている方が多いです。
骨盤のねじれによる腰の痛み、足の痺れなどが症状として挙げられます。

大型車と普通乗用車で何が違うのか?と当初考えてみたのですが
決定的な違いに気づきました。

マニュアル車かオートマチック車か、です。

大型車両は未だにクラッチペダルのついているマニュアル車両が多いです。
しかし普通自動車は殆どがアクセルとブレーキペダルのみのオートマチック車になっています。

どういう事か?
マニュアル車は左足でクラッチペダルを踏みます
しかしオートマ車はアクセル、ブレーキを右足のみで操作します。

片側の足だけで長時間踏ん張るような姿勢を取るため
右足ばかりを前に出すような動作になり、結果として骨盤が右側にねじれてしまう
そんな事が起こっているようです。

 

ではどうするか?
腰痛、という事で言えば本当でしたらマニュアル車の方がいいのかもしれません。
しかしそうもいかないと思います。
こまめに休憩を取る、運転の後はストレッチや腰回し運動をするなどを
するのがいいかも思います。
一番確実なのは治療を受けることです。

 

以前ブログに書いた、車両による長距離移動時の腰痛対策について
ブログのリンクを張っておきます。

長距離移動時の腰痛対策

マニュアル車とオートマ車、意外なところで差が出るものだなあと思いました。
ご参考になれば幸いです