帯状疱疹ワクチンは2種類ある

こんにちは。上野治療室からです。

 

今日は帯状疱疹ワクチンのお話です。

 

以前、帯状疱疹についてはブログに書いた事があるな、と思い調べたところ
去年の話しでした。

帯状疱疹のおはなし

つい最近だと思っていたのですが。。時が経つのは早いですね。

全身を指圧する関係から、帯状疱疹は症状が特徴的なので「ひょっとしたら…」と気づくことがあります。
しかしその後の処置はお医者さんでしか出来ませんので、気になる方は皮膚科に相談してください。


という事で本題。帯状疱疹のワクチンのお話。

帯状疱疹は予防接種で発症が防げるそうです。
また、同時に帯状疱疹によって起こる帯状疱疹後神経痛も防げるとの事。

ワクチンは現在2種類あります。

 

ひとつは生ワクチン。
こちらは水疱瘡用の生ワクチンを帯状疱疹予防用に接種するもので
帯状疱疹及び帯状疱疹後神経痛の発生率を50%-60%に減少出来るそうです。

摂取回数は1回、費用は8000円前後。
効果は5年を越えると有効率が低下してくるそうです

 

もうひとつは2020年から接種が開始された「シングリックス®」というワクチンです。

こちらは帯状疱疹の予防を目的に開発された組み替えワクチンで
帯状疱疹及び帯状疱疹後神経痛の発生率を90%近く減少出来るそうです。
また10年以上効果が持続する事も確認されているとの事。

摂取回数は2回、一度目を接種したら2ヶ月程度で二度目を接種。
筋肉注射になります。費用は約20000円前後だそうです。

 

ビケンの生ワクチンは一回接種で費用は比較的安価ですが、免疫が下がった人は接種出来ないそうです。

シングリックス®ワクチンは免疫が下がった人でも接種は可能ですが、
費用が比較的高価なのと、二回接種が必要。
また、新型コロナウイルスのワクチンのように注射部位の痛みや筋肉痛、発熱等の
副反応が出るケースがあるそうです。

 

 

50歳を越えると帯状疱疹の発生リスクは高まるそうです。
疲れてくると症状が出るなど気になる方は医師に相談をして、予防接種を考えてみるのもいいかもしれません。

 

今日は帯状疱疹のワクチン接種についてのブログでした。

 

 

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