JR東日本2日間乗り放題!キュンパスで山形県旅行(1)
こんにちは。上野治療室からです。おやすみを頂いた時のおはなし。
「旅せよ平日!JR東日本たびキュン 早割パス」(通称キュンパス)という
お得な切符があります。
平日日帰り10000円、または2日間18000円で
JR西日本東日本の電車が乗り放題!という大変オトクなきっぷ。
昨年は日帰りで花巻へわんこそばを食べに行って来ました。
昨年大変いい思いをさせてもらったので
今年は一泊二日でどこかに行こう!と思って発売前からあれこれ考えていました。
折角冬なので雪が見たい。あと美味しいものを食べたい。魚がいい。
それで温泉に入れたらいいな、と欲張りプラン。
と、考えてみたものの
JR東日本管轄で温泉と海の幸が同時に満たせる場所、と言うのがあまりない。
海沿いの温泉地、ってのがないんですよね。
と言う事であれこれ調べた結果、折角だから日本海側に行きたい。
ついでにアレコレと見たいものもあるぞ、という事で山形県に決定。
キュンパスは事前に切符を買っておく必要があります
2月は大雪が降り電車が止まる事もあってヒヤヒヤしましたが当日は問題なく運行しました。
という事で朝6時の上野駅。始発の上越新幹線。終点の新潟駅へ。

そこそこの乗車率。やはり平日旅人気なのでしょうか?

途中の車窓は雪が降っていてきれいでした。
新潟駅からは特急いなほに乗り換えます。更に2時間の乗車。

と言う事で4時間ほどかけて山形県鶴岡市に到着しました。
新幹線と特急のゆったりした座席で大して疲れ知らず。ありがたい事です。


さて鶴岡市。雪がどうなのか天気がどうなのか。寒さはどうなのか。
心配していましたが歩道に雪はなく歩くのは平気。天気は時折晴れ歩くのには心配ない程度
ちょうどいいタイミングで来れたようです。
まずはバスに乗って腹ごしらえ。
ネットで検索して評判の良かったラーメン屋に食べに来ました。

あまり食べた事がない複雑な乾物の風味。
細めの麺は最後まで伸びることなく、コシのある食感を楽しめました。
さて、ここからが問題。駅まで戻るバスがありません。
どうしたものかなと考えて地図を見ると駅まで6kmほど。
歩くか。
と言う事で駅まで徒歩。一面銀世界を眺めながらの徒歩。
そうそう。こういう景色を見たかったのですよ

とはいえ駅までは遠い。歩道には雪もなく歩きやすいとはいえ
それでも6kmも歩くのはちょっときつい。
そんな時に出会ったのがこれ。

ラーメン屋です。本日2軒目。

2杯目のラーメンは縮れ麺に乾物の風味はあまり感じないスープ。
どちらも塩分薄目。全部飲みきれそうな味。美味しかったです。

ということで駅まで戻りました。
ここから観光。バスで市役所方面へ。

まずは鶴岡カトリック教会
1903年に献堂された木造の教会で、聖堂内も自由に見学が出来ると言う事なので中に入らせて貰いました。

こちらの特徴は黒いマリア像。
フランスのデリブランド修道院から寄贈されたものだそうです。世界的にも珍しいものだそう。

庄内地方は早くからキリスト教の布教が盛んだったようですね。その為殉教者も多く出たそうです。。
神聖な祈りの場ですので何枚か写真を撮らせて貰い後にしました。
ステンドグラスではない絵付けガラスも天井の装飾も素敵な空間でした

続いて歩いて鶴ヶ丘城址へ。
以前はお城があったんですね。と言う事は城下町もあった。
バスの車窓から見る商店街のアーケードが多いのもそのせいだったのかもしれません

お堀と天守閣跡に建立された神社。
天気も良く雪の残る冬の鶴ヶ丘城址。いやいや素晴らしい。来てよかったなあと思った瞬間です

もう少し時間があったので近くの致道博物館へ。
旧庄内藩酒井家の庭園、御院殿に加えて敷地内に重要文化財の建物を移築復元したものがあり建物としても見所いっぱい。

中には廻船問屋についての文化財の展示もあり有料ですが充分に元が取れる内容。
雪の建物も映えますよねー。いやー嬉しい。

バスの時間ギリギリまで観光を楽しみました。
この日は鶴岡から少し離れた由良温泉に宿を取りました。
最寄の三瀬駅までは電車で移動。
本数が無いので逆算しての観光でしたが、ラーメンを食べて雪景色を見て楽しみました。

宿では源泉掛け流しの温泉と美味しい海の幸の晩ご飯。
話しが弾んでしまいついつい飲み過ぎました。。楽しかったなあ。
二日目のお話はまた追って。