手腕部骨折のリハビリに指圧の併用を

こんにちは。上野治療室からです。

手腕部と書きましたが腕や手首、肘の骨折、ヒビなどに外傷で患部が治癒安定するまで
ギブスを装着すると、手や指の筋肉量低下やこわばり、動かしにくいなど様々な症状が発生します。
通常は病院のリハビリに通い運動をすると思いますが、指圧を併用すると回復も早いのでオススメです

私がこの仕事をはじめてすぐの頃の話です。
一緒に仕事をしている母が手首の骨折をしました。
当然手を使った治療は出来ず、私が代わりに治療を引き受ける事となり大変でしたが
その際にギブスをつけた母の腕や肘、手のひらや指などを仕事の合間によく指圧をしました。

ギブスが外れていないのに大丈夫ですか?
という疑問ですが、家族間ですし本人の了承も得ています
やはり患部を固定しているので周辺の筋肉にも負担がかかっています。
その筋肉をよく指圧をして緩めて、出来る範囲で動かす。

骨が安定してギブスを外した直後からでも指は使いやすいようでした
病院のリハビリにも通いましたが数回で「もうやることがない」と完了扱いに。
回復の早さに驚かれたそうです。

先日も手首を骨折された患者さんがいらっしゃいました。
ギブスは外れたもののやはり指のこわばりや手首をひねる動きで痛みが走り
仕事をするのに支障が出ているとの事。

週に一度くらい状態を伺いながら固くなっている箇所の指圧をしました
併せて肩や背中などの調整も行います

施術を受けるようになってからは順調に回復をして、やはり病院のリハビリも
当初より随分早く終了になったそうです。

怪我をした直後、ギブスがついている状態でも施術は行なえますが怪我の状態にもよります
ギブスが外れてからも痛みが残る、リハビリをしても今ひとつ良くならない
という方はご相談下さい。
腕だけでなく足なども対象です。まずはご連絡を!