A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、略して溶連菌

こんにちは。上野治療室からです。

ここのところ咽頭結膜熱(プール熱)と並んで流行しているのが
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎です。
どちらの過去5年の平均を大きく上回っており注意が必要です。

症状としてはプール熱と同じく咽頭炎、つまりのどの風邪を引き起こすのですが
皮膚や筋肉などに入ると蜂窩織炎の原因にもなるウイルスなのだそうです

このウイルスは抗生物質がとても良く効くそうで
ペニシリン系のものを服用すると数日で症状が改善するとの事。
喉が痛い、扁桃腺の周囲が白っぽくなっている、舌に赤いブツブツが出たなどの
症状がある場合は病院にかかるのがよいそうです。

因みにA群溶血性レンサ球菌咽頭炎を略して溶連菌と言うそうです
溶連菌感染症で喉が腫れた、というのを聞いた事があると思いますが
正式名称はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎なのだそうです。
勉強になりました。

新型コロナウイルスとインフルエンザは一時的に感染者が減少傾向にあるようです
このまま感染者数が少ない状態で年末年始を安心して迎えたいものです

日々

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