ノロウイルスとインフルエンザ

こんにちは。
都内で感染性胃腸炎の流行、及びインフルエンザの流行が始まったと
発表されました。

東京都|都内での感染性胃腸炎の流行警報
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2016/11/24/26.html

東京都|都内でインフルエンザの流行開始
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2016/11/24/25.html

流行性胃腸炎、吐いたり下したり、そこまでいかなくても
いわゆる「お腹の風邪」なんて言い方をする症状が流行っているそうです。

その中でもこの時期から比較的多くなるのがノロウイルスです。

ノロウイルスというと牡蠣、というイメージが強いですが
一時期よりも牡蠣による感染は減ってきているそうです。
生産業者の努力と消費者が気をつけるようになっているのが大きいようです。
85度で1分以上加熱すればノロウイルスは不活性になるそうです。

むしろ気をつけたいのは
ノロウイルスに感染した人の糞便や吐瀉物による二次感染
ヒトからヒトへの直接感染
糞便や吐瀉物を処理した際の飛沫感染

などになります。
消毒には塩素系漂白剤が有効です。便や吐瀉物はペーパータオルなど
捨ててもいいもので掃除をしてビニール袋にまとめる、
床や衣服などが汚れた場合は50-100倍に薄めた塩素系漂白剤をかけて
ペーパータオルなどで良く拭く
洗濯物などは熱湯で消毒すれば万全ですが、熱風乾燥機などを利用するのも
いいかもしれません。
また、その際には素手で触れず、手袋を着用することも忘れずに。

外出時などはマスクを着用して、帰ってきたら石鹸を用いて
爪や指先、手首などまでしっかり手洗い、それから消毒をすると更に
良いでしょう。

ノロウイルスの症状というと下痢や嘔吐、38度近い発熱などですが
中には不顕性感染(感染しても症状が出ない)の方がいるそうです。

そのような場合でも3-7日間、長いと2週間程度は体内からウイルスを
排出し続けてるそうです。このような場合、トイレや蛇口から
感染をする可能性があるので、お腹の風邪かな?と思っても充分に
気をつける必要があると思います。

長くなりました。
インフルエンザについては明日のブログで改めて書きたいと思います。