百日咳とりんご病が流行
こんにちは。上野治療室からです。
今日は寒い!とても寒いです。
それでも暖かい格好をして来たつもりですが、雨と強い風のせいで随分と寒く感じます。
上野は半袖に半ズボン姿の観光客と思われる方の姿もちらほら。。
服装選びが難しいシーズンの旅行は大変です。風邪など引きませんよう。
ご自愛ください。
統計によると伝染性紅斑(りんご病)と百日咳が流行しているそうです。
りんご病は以前から何度かブログでも書きました。
乳幼児などを中心に流行して、一度感染すると終生免疫を獲得します。
つまり二度と感染はしない病気。
百日咳は百日咳菌によって感染する病気です。
名前の通り2-3ヶ月咳が続く症状があり、
乳幼児が感染すると重症化することもあるので注意が必要です。
三種混合ワクチン、四種混合ワクチン、五種混合ワクチンなど名前は聞いた事あがあると思います。
この中に百日咳のウイルスに対するワクチンが含まれています。
百日咳、ジフテリア、破傷風が三種混合
ポリオが加わると四種混合
これにヒブワクチン(インフルエンザ菌b型)が加わると五種混合になるそうです。
現在では乳児には五種混合ワクチンを接種、
免疫が低下した成人には希望者には三種混合ワクチンを接種するようになっているようです。
百日咳はワクチン接種をしていないと非常に感染力が強い病気です。
乳幼児と接触する機会のある方は十分に注意して下さい。
気温差が激しく、体調を崩す方が多いです。
来院する患者さんも少し増えております。皆様も体調管理には気を付けて下さい!