飲料水の温度について考える
こんにちは。上野治療室からです。
先日、水分をしっかり摂ろう!というお話をブログに書きました。
今日はこのブログの続き、みたいな話になります。
水を1.5L飲んでいるのですが、最初は前日から冷蔵庫に水を入れて冷やしておき、
保冷マグカップに500ml移して、残りは常温で飲んでいました。
これは吸収の良さを優先しての事でした。
一般的に15度程度までの冷たい水を飲むのが、体内に吸収されるのが一番早いとされています。
運動後に体温が上がっているのを下げる、失われた水分を素早く吸収したい時には有効的です。
しかし逆に言うと、吸収が早いので胃腸が冷えて負担がかかります。
ここ数日蒸し暑い日が続き、室温を一定に保つためには冷房をつけている日が続いております。
外気温が低く湿度が高いので冷房の設定温度を下げる必要があり
つまり冷房で身体が冷えて寒くなってしまう日が続きました。
そんな中冷たい水を飲んでいたところ、覿面にお腹冷やしてしまい大変苦労をしました。。
という事で最近は水を常温に戻して、加えてお湯を沸かして保温ポットに入れて
温水程度の温度(50度-60度)で飲むようにしています。
これですと吸収は遅いですがお腹の中が温まり、冷房と汗で冷えた身体も温まり、
吸収も緩やかなので負担が少なく良好、とわかりました。
夏場は体温より高い湯水を飲んだ方がいい、というのは体感的に分かっていましたが
吸収が緩やかになるため負担も少なく、喉も渇きにくいという効果もあるようです。
またひとつ勉強になりました。
夏場に水分を摂るなら常温か湯水で。
体温が上がって身体を冷やしたい、運動後に水分を素早く吸収したい時は冷水で。
使い分けていきましょう!