X脚とO脚 -原因と治療方法-

こんにちは。

「昔からX脚で悩んでいます。骨盤調整でX脚は治りますか?」
という質問を頂きました。

今回はX脚とO脚について書きたいと思います。

一般的には、立位で両足を揃えて立つと、内踝(くるぶしの内側)と
膝の内側がつく、とされています。

これが両足を揃えた時に内踝がつかず、膝の内側がついてしまうのがX脚
逆に内踝がついても膝がつかない状態をO脚、と呼んでいると思います。

では、この時下肢はどこから曲がっているのか?というのが問題になります。

足首なのか、膝なのか、はたまた股関節なのか。

実際のところ、若い年代の方で骨が変形しているケースは殆どありません。
先天性のものや怪我などをしていない限り、骨や関節は曲がっていません。

殆どの方は、骨盤が原因でX脚やO脚になっています。
順番に見ていきましょう。

%e6%96%b0%e8%a6%8f%e3%83%89%e3%82%ad%e3%83%a5%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%83%88-37_1

骨盤と下肢のイラストです。
足はかなりの隙間が開いているように見えますが、
実際にはここに筋肉がつきます。
骨盤の中心部分に赤く線が引いてあるのが、仙骨と腸骨の繋がる部分
仙腸関節です。ここが人体の中心になります。


 
この骨盤ですが、下のイラストのように
仙腸関節から骨盤が閉じるように内側に動くとします

%e6%96%b0%e8%a6%8f%e3%83%89%e3%82%ad%e3%83%a5%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%83%88-37_3

骨盤につく股関節が内旋するので
大腿骨は内側を向くように角度が捻じれます。

結果膝関節は内側に入る形になり、X脚となります。

逆のケースを考えてみましょう
矢印のように
仙腸関節から骨盤が開くように外側に動くとします。
%e6%96%b0%e8%a6%8f%e3%83%89%e3%82%ad%e3%83%a5%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%83%88-37_2

今度は骨盤につく股関節が外旋するので
大腿骨は外側を向くように角度が捻じれます。

結果膝関節は外側に開く形になり、O脚となります。

 

このように、骨盤が開く、また閉じる事で、下肢の角度が変わり
骨の変形が無くてもX脚やO脚になっている方が多いです。

勿論、原因は骨盤だけではないです。
股関節を内旋する筋肉
(恥骨筋、薄筋、長内転筋、短内転筋、大内転筋、小内転筋)
反対に股関節を外旋する筋肉
(梨状筋、大腿方形筋、外閉鎖筋、内閉鎖筋、上双子筋、下双子筋)

この筋肉が硬直していたり
骨盤周辺の大殿筋、中殿筋、小殿筋等がアンバランスに作用している事でも
股関節に影響がでる事はあります。

 

当院でのX脚やO脚の治療方法は
仙腸関節から骨盤を調整して、開き具合を正しい位置にします。

併せて指圧で股関節周辺の筋肉を緩めていきます。
股関節の向きが正しくなるので、結果的に足も真っ直ぐになります。
治療の後に鏡を見てびっくりされる方も多いです。

先に挙げたような加齢等によって膝関節や骨が変形してしまい、
X脚やO脚になっている方は完治を目指すのは難しいです。

長年かけて骨自体が変形している場合は
どうしても曲がった骨を真っ直ぐには出来ないです。

ただ前述の通り骨盤から下肢に影響が出ている場合は、
仙腸関節を調整する事で骨盤全体で体重が支えられるようになり
立ちやすい、歩きやすい、痛みが減るなど、
日常動作をラクに行えるようになる方が多いです。

そういった意味では、お年を召した方も諦めないで
治療を受けて貰いたいと思っております。

X脚やO脚でお悩みの方、ご相談だけでも結構です。
お気軽にお問い合わせ下さい。

  • Facebook
  • twitter
  • Hatena