電車での居眠りが危険な理由

こんにちは。本日も上野治療室、診療しております。

お昼までは取手で診療
午後からは上野で診療。

上野と取手を往復する生活も、だんだん慣れてきました。

取手-上野間は電車に乗って移動しているのですが、
移動中は読書や音楽を聴いたり、それが無いと少しウトウトと仮眠を取ります。

先日いつものように目を瞑り、仮眠を取って目が覚めたら首の右側が痛い。
しかも少し右腕も痺れている。

うーん困った。これはやってしまったぞ。
寝ている間に首と肩を傷めてしまい、右腕にも痺れが出てしまいました。

自分の治療室に着いてあれこれ触診して確認してみると
斜角筋がカチカチに固くなっています。

簡単に説明すると斜角筋は首の深層にある筋肉で、
それぞれ「前斜角筋」「中斜角筋」「後斜角筋」と分かれています。
頚椎の横突起から出て、第一、第二肋骨に付く筋肉です。

この筋肉によって頚椎は屈曲、側屈を行います。
ここで電車で寝ていた時の姿勢を思い返してみます。
どうも額を下げて、膝の上に置いた鞄に寄りかかる形で
寝ていたようです。

頭が前に落ち、右肩だけがすくんだ形になる
肩に受話器を挟んだ姿勢に似ています。

この姿勢で居眠りをしていたとなると、斜角筋だけでなく、
僧帽筋や肩甲挙筋などにも負担がかかっている筈です。
いわゆる急性の胸郭出口症候群のような状態です

原因と該当箇所がわかったので、後は少しずつストレッチ、マッサージをして
バラコンバンドを平行して活用する事で、腕の痺れ、首の痛みは数日で
殆ど取れました。

痛くなってから電車の中で居眠りをする姿勢について考えてみました。
程度の差はありますが、頭を前に倒すよりも、後ろに寄りかかった方が
多少は負担が少ないように思います。

座席の端に座り、もたれかかるようにして頭を保持出来れば
少しは違うかもしれませんが、毎回同じ姿勢、という訳にもいきません

いずれにしても日常の肩こりがあり、それが居眠りで頭を支えきれず
痛みが増したとなると、日頃のケアもより重要になってくるでしょう
起きていれば一番いいのですが、
電車内での居眠りで思わぬところを傷めないよう気をつけたいものです。

万一傷めてしまった場合は、早めに当院まで。
自分で傷めた経験がありますので、すぐに治りますよ。

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