椎間板ヘルニアは手術なしで治る -4-

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椎間板ヘルニアの患者さんに話を聞きますと、大抵ギックリ腰を経験されています。

腰痛=椎間板ヘルニア=坐骨神経痛
これらは全て関係しています。

「私は足が痺れるが腰は痛くない。だから腰は悪くない」

以前、このようなお話をされた患者さんがいました。

しかし足の痺れは骨盤の歪みが原因です。
お話を聞きますと、やはり若いころにギックリ腰をされてました。
実際に治療をすると、腰椎周辺が硬くなっており、仙腸関節周囲も柔軟性がなくなってます。

骨盤の歪みが治り、身体のねじれが取れてくると、足の痺れも無くなってきました。
改めて坐骨神経痛=仙腸関節のズレ、と言う事を理解して頂けました
このように全ての症状は繋がってます。

腰だけではありません
腰の痛み、重さを支えようとすると背中、肩にも力が入ります。
腰椎が硬直してくれば、脊柱がS字に湾曲する場合もあります。

常に肩に力が入っていれば肩こりの原因にもなりますし、
肩背部の血液循環が悪くなってくれば、首(首のコリ、頚椎ヘルニア等)、
頭(偏頭痛、頭重感、抜け毛)、目(かすむ、疲れる、近視、遠視)、耳(難聴、耳鳴り)…
ざっと挙げただけでもこれだけあります。症状は人によって違いますので
様々な形で出てきます。

また腰椎で支えきれない体重は股関節や膝関節で支える事になります。

股関節、膝だけの痛みでなく、下肢全体の痛み、痺れ
臀部の筋肉が硬化してくれば、坐骨神経に筋肉が触れて坐骨神経痛が発生します

病院に行っても分からない症状がある
体じゅうあちこち具合が悪い

そんな方はきっと仙腸関節がずれて骨盤が歪んでいる筈です。

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