不眠解消に効果抜群!自宅ですぐ出来る〇〇 (2)

こんにちは。上野治療室からです。

 

前回は不眠の原因とあん摩マッサージ指圧の適応について書きました。
今回は施術だけではない、自宅でもすぐ出来る簡単な方法を教えます!!

不眠解消に効果抜群!自宅ですぐ出来る〇〇

 

温冷交代浴

自宅でも出来る簡単な方法、それは温冷交代浴です。
やり方としては、まずは普通にお風呂に入りましょう。からだと頭を洗って、お湯に浸かります。

10-15分ほどお風呂に浸かり、しっかりからだを温めましょう。
温度は40度前後がいいかと思います。あまり熱いと皮膚表面だけが温まり、
からだの芯までしっかり温まりません。

温まったら一旦お風呂から出ます。
シャワーを浴びましょう。

冷水のシャワーがいいのですが最初は抵抗があるかもしれません。
出来るだけ冷たい温度のシャワーで、手足を含めからだ全体を冷やしましょう。
頭に冷たいシャワーをかけるとシャキッとしますよ。これを30秒~1分。

からだが冷えたらまたお湯に浸かります。今度は1分程度でいいです。
1分経ったらすぐに出て、また冷たいシャワーでからだを冷やす。

 

これを3セット~5セットほど行います。
最後にからだをよく拭いてお風呂から出る。これで終了です。

 

 

前回不眠の原因となるのは「冷え、筋肉の硬直、交換神経と副交感神経のバランス」と書きました。
温冷交代浴を行うと、温かいお湯に浸かり血管を拡張させる、冷やすことによって血管を収縮させる。
これを繰り返すことにより、末梢の毛細血管まで血液がいきわたり血流がよくなります。

血液の循環がよくなる事で冷えの解消、また老廃物が循環するので筋肉の硬直が改善されます。

また、身体を温める→冷やすを繰り返すことで副交感神経が優位になってきます。
最近流行りのサウナもこの効果があります。「ととのう」と言われるのは副交感神経が優位になり
リラックスした状態といわれます。

サウナよりもお湯に浸かる方が、より末梢の冷えには効きます。
私もサウナには入りますが、特に冷房などで身体が冷えている時は汗はかくけれど
手足の冷えが何となく取れないという事があります。

そういう時は最後に温冷交代浴を行います。
手足のすみずみまでポカポカになり、とても気持ちいいです。

しかし中には浴室が狭い、追い炊き機能がない方もいらっしゃると思います。
そういう方は銭湯など外のお風呂を利用するのも手です。
シャワーではなく水風呂に入る事で効率よく全身を冷やすことが出来ますし
やはり大きなお風呂は気持ちいいものです。リラックス効果もあります。

ブログを書くにあたり患者さんに勧めてみたのですが、とても評判がよかったです。
今日から自宅で出来る入浴方法。まずは試してみてください。