グリッドフォームローラー、意外と難しい…?
こんにちは。上野治療室からです。
前回書きましたこのブログ
https://tamura-shiatsu.com/healthy/6991
グリッドフォームローラーを治療院に置いてから2ヶ月ほど経ちました。
必要な患者さん全てに利用をして頂きたいのですが
どうしても治療の合間に使い方の説明をする時間がなく、
それでも来院するとグリッドフォームローラーを使用してから治療を受ける患者さんや
自宅にも買いました!という方が少しずつ増えてきております。
しかし、お話を伺ってみると、やはり使うのが難しいようです。
大きな理由はやはり「痛い」という事。
筋肉の表面にある筋膜、それも緊張している筋膜を緩めるのに使うので
なかなか痛い。
私も初めて使用した時、思わず声が出ました。
(今でも少し出てしまいます)
それでも、ご自分の体力に併せて使用すれば一定の効果はあるようです。
上記の「痛い」に近い事なのですが、体重を掛けるのが難しい、というのも
使うのが難しい理由に繋がっているようです。
前脛骨筋(膝下のすねの部分にある筋肉)などは
正座をする要領でグリッドフォームローラーに乗り荷重をかければいいのですが
腓腹筋、ヒラメ筋など反対側の筋肉になると、足を重ねる位しか荷重をかける方法がなく
この辺も工夫しだいのようです。
また骨盤周辺や脇腹なども、腰が痛い時こそ緩めたいのだけど
横になる姿勢を取るのがつらい、という腰痛の方には使えないようです。
もっとも横になるのがつらいようでしたら、ご自分でストレッチをするよりも
治療にいらして施術を受けた方が圧倒的に治りが早いです。
筋膜リリースに関しては分からない事も多く、
試行錯誤というか私自身も勉強中のところがあります。
今年使ってみて一番びっくりしたのがこのグリッドフォームローラーです。
ご来院の際にお試し下さい!