冬のしもやけ対策にバラコンバンド
こんにちは。上野治療室からです。
今日はしもやけについてのお話です。
毎年冬になるとしもやけに悩まされている、
という患者さんがいらっしゃいました。
しもやけは手足末端の血流の循環が悪いために起こります。
特に温度差があると循環が滞り、皮膚表面が炎症を起こしてしまいます。
最近は暖かい、いい靴下などが出ていますが
やはり腰の悪い方などは腰から下の全体の血流が良くないので
末端まで血液が行きにくく、しもやけにもなりやすいようです。
当院ではしもやけ対策に、バラコンバンドの使用をおすすめしております。
いわゆる「サンダル巻き」という巻き方です。
足の指の間にゴムをかけて、かかとに持っていく巻き方です。
巻いた後で3分ほどそのままにして、バラコンバンドを外します。
一旦血流をゴムの力で抑えた後で離すので、血流が良くなり皮膚全体が血色の良い色になります。
しもやけのある方は一時的に痒くなるかもしれません。すぐにおさまりますので大丈夫です。
これを繰り返し行いましょう。
手の場合も同様です。指の間にバラコンバンドをかけていき、全体を巻いていきます。
本当は寒くなる前、秋ごろから初めていくとしもやけにならずに済みます。
先の患者さんは症状も軽かったようで、一週間ほどでしもやけも落ち着き、足の冷えも取れてきたそうです。
バラコンバンドの巻き方が分からない、また実際にバラコンバンドを欲しいという方は
当院までご連絡ください。巻き方の指導及び販売も行っております。