【推論】肩こり対策には就業後の軽い運動が良いのでは?

こんにちは。上野治療室からです。

最近思っている事について少し書いてみようと思います。
ひょっとしたら間違っているかもしれませんし
理屈として正しいのかもしれません。

あくまで想像の域を出ないので凄くアバウトな事なのですが
ひとまず書いてみようと思っております。

僕はサイクルロードレースと言うスポーツが好きです。
ツール・ド・フランス、という名前くらいは聞いたことがあると思います。

多い時は1日に200km近くを自転車で走り
3週間かけてフランス全土を回る、そんなとてつもないスケールのスポーツです。

ここ数年、レース後の選手に少し変化が出てきています。
200km近い距離を体力の限界まで出し切って走り、ゴールすると
選手は自転車を降りて、そのままフィットネスバイクのような、
タイヤの固定された自転車に跨ります。

そこで軽い負荷のペダルをくるくると10分程度?こぎます。
勝利者インタビューや表彰式もその後です。真っ先にそれを行います。
全力を出しきった直後にです。

どうやら最近の研究では、激しい運動が終わった直後に
すぐに運動を止めてしまうのではなく、軽い負荷での整理運動を行ったほうが
疲労回復などの面から有利である、という事らしいのです。

ここからが本題です。
腰痛と並ぶ患者さんのお悩みのひとつである、肩こりに関してです。

「肩こりがひどいのですが、何か自宅で出来る運動やストレッチはないでしょうか?」

という質問をよく受けます。
当院ではバラコンバンド巻やストレッチ
ストレッチポールのトレーナー資格も所有しておりますので
ストレッチポールを使い方など、多方面に渡って色々と提案をしております。

しかし実際のところ、効果が上がる方とそうでもない方に分かれているのが現状です。

この状況をなんとかしたい。
何かいい方法はないだろうか?と考えていたのですが
そこで冒頭の話題に戻ります。

ひょっとしたら就業直後に、ダンベルやペットボトルを使い
軽く運動をしてから帰ると、肩こりの具合が違うのではないか…。
そんな事を考えていたのです。

 

長々と失礼しました。

 

しかし実際のところ、肩関節周辺のストレッチを指導しても
普段運動をしている方は効果が出ましたという声が多い一方で、
日頃あまり運動をされていない方からは効果がわからない、という意見が多いのです。

これを実際に検証するとなると、就業後にダンベル運動を行った人
行っていない人を分けて、肩こりの感じ方を評価する、とかになると思います。

私もそろそろ、毎年の確定申告でPCの入力が多くなる時期です。
入力に疲れたらこのブログを思い出して少し運動をしてみようかな、と思っております。

もしこのブログを読んで軽い運動を行ってみた方がいましたら
ぜひその後の感想を教えて下さい。結果がとても知りたいです!!

明日は休診日となります。
あっという間に2月となります。