どこかにビューーン!で旅行をして来ました(3)
こんにちは。上野治療室からです。
旅行のおはなし。全三回になってしまいました。
三日目の朝。早朝から大浴場でサッパリしまして
瓶の牛乳とか飲んでみました。地方の牛乳を飲んでみる、っての誰かやってたなあ
早寝早起きしてみたものの、二日かけて回ろうと思っていたプランを一日で済ませてしまいました。
さてどうしたものか?とホテルで朝食。
白えびごはん、氷見うどん、鱒寿司、たら汁などをあれこれと食べられてとてもいいですね。
美味しかったです
腹ごしらえをしたら本日の計画を立てます。
お土産物も買いたいし、もう少し富山駅周辺を散策しようか?と思っていたのですが急に行きたいところを発見。
時刻表を確認したらまだ間に合いそう!と言う事でダッシュで駅へ。
富山駅からあいの風とやま鉄道に乗り、昨日とは逆方向へ。
朝の通勤通学時間でしたが何とか座れました。見たことない車窓を眺めながら
魚津駅へ。こちらでもレンタサイクルのお世話になりました
朝の早い時間からレンタサイクルがあると助かりますね。戻りの時間を確認して自転車で出発です。
海岸線に出てしばし走ると目的地が見えてきました
米騒動発祥の地
ココです。日本史の授業で習った米騒動。富山の主婦が発端で全国に広がった、
と言うのは覚えていたのですが魚津だったんですね。
そしてそして!米騒動が起こったのは7/23。
まさに訪れた当日だったのです!そんな偶然!と思って楽しくなって来てみました
パネルにも書いてありますが第一次世界大戦の好景気でインフレが起こり米の価格が急騰したのが原因だったんですね。
江戸時代の話だったかな?と思ってましたが近代の話。なので当時の建物も保存されているようなのです
この後は魚津埋没林博物館へ
約2000年前にこの場所に生えていた原生林が海面の上昇によって水没。
様々な条件が重なって埋まった状態のまま保存されたものを展示してある施設です
発掘されたスギを乾燥させて展示してあるものも迫力があるのですが、
プールを作り沈んだ状態で見られるところがありました。
短い時間ですが発掘された石や昆虫などから当時はどんなだったのか、どう変化していったのか研究されていて見所がありました
その後お土産を買って時間には魚津駅へ。ここからひたすら列車の旅です。
あいの風とやま鉄道からえちごトキめき鉄道日本海ひすいラインに乗り入れ。
ボックスシート横の謎の金具。全て取り外されているんですが灰皿の名残。
旧北陸本線のルートをそのまま乗ってみました。
半分は海岸線、もう半分はトンネルという車窓でした。
今回改めて思ったのは電車に乗るのが意外と好きだなと言う事。車窓を眺めているのはとても楽しいです。
それと自転車。機動力がある自転車は便利で早くて楽しい!
今さらになって自分の好みが分かって来ました。なるほどねえ。
列車は2時間程で直江津駅に到着。
富山県から新潟県へ。JR西日本からJR東日本へ。ここで休憩をしてもう少し。
列車も何となく見慣れたロングシートになりました。
えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインで上越妙高駅へ。
なるほど本来の目的地はここだったのかーと感慨ひとしお。お弁当を買って新幹線で帰りました。
どこかにビューーン!は思いもよらないところに行けて結構楽しいな、という気づきがありました。
またポイントが貯まって来たら今度は時間帯をしっかり指定して旅行したいなと思います。
出来ることならば普段しない冬の旅を!