副鼻腔炎の原因はまさかの。。
こんにちは。上野治療室からです。
今回は副鼻腔炎のお話。そして私自身のお話です。
順追って話をしますと、今年の元旦からになります。
元旦の明け方、まだ初日の出が昇る前の時間に顔が痛くて目が覚めました。
思えば年末から何となく鼻がおかしいなとは思っていたのです。
とはいえ鼻うがいをしてアレルギーの薬を飲みいつも通り過ごしていました。
それが元旦に発症。しかも痛いほどに腫れてしまいました。
副鼻腔炎は何度か経験しているので慣れてはいるのですが
顔が痛くて目が覚める(眠れない)程なのは初めての経験。
幸い熱もなく、咳も出ない。副鼻腔のみだろうと判断。
という事で年末年始の休業は市販の解熱剤を飲み、
かかりつけ医が開くのを待って診療を受けて抗生物質と解熱剤を処方してもらい
次の休診日まで過ごしました。
そしてお正月が終わり、ようやく耳鼻科が診療を始めた頃に診察を受けに。
その時には症状はある程度落ち着いていました
レントゲンとCTスキャンで診察してもらったところ
「これ歯の根っこに膿のふくろが出来てますね」とまさかの結果。
奥歯に虫歯を治療した箇所があるのですが、
詰め物の下で虫歯が進行しており、それが歯の根っこに達して膿が広がり
膿が副鼻腔に回っているのでは?と。
どんな処置になるんですか?と聞いたところ
「歯を抜いて消毒するんですかねー?口腔外科で相談してください。紹介状書きます」
とのことでした。
えー?いきなり歯が抜かれるの?噛めるのに?
日帰り?入院?など色々とドキドキしながら一週間過ごして
翌週松戸にある大学病院へ。
こちらでもCTとレントゲンを撮影。
あとで聞いたところ、耳鼻科と歯科では患部の範囲が違うので
撮影装置が微妙に違うらしいですね。
こちらで診断された結果が
「歯の根っこに膿が溜まっていそうですが思ったよりも進行してなさそうです」
というお話。
「当院で何もすることはないので、かかりつけの歯医者で虫歯の治療を受けてください」
とのことでした。
つまり、鼻が腫れた原因は虫歯だったのです。。
思えば昔から鼻の調子が悪く、年に数回副鼻腔に炎症が出ては
熱を出すことがありました。
奥歯の虫歯がある箇所は随分昔に治療をして、詰め物が取れたことがある場所の筈。
となると、随分昔から歯の奥で虫歯が進行しており
痛みもなかったので気づかずそのせいで副鼻腔に炎症があった可能性もあるのかも。。
と、長くなりました。
先週より虫歯の治療を始めたました。
患部を刺激するのでまた顔の痛みが発生してなかなか大変な状況です。
解熱剤などで痛みを取って日常生活を送っているのですが、
歯の膿がなくなるまで繰り返し消毒、清掃を続けていくしかないとの事。
辛抱強く続けていかないと。
これが慢性的な副鼻腔炎の原因だとしたら、なんとしても治さないといけない。
そう思って頑張ることにします。
ひとまず歯を抜いたり、入院したりせずに済んでよかったとホッとしております。
患者さんからお話を伺うと、歯の根の治療をしてる方が結構いらっしゃいますね。
皆さん完治までそれなりに時間がかかったそうです。。うう、
それにしても年始から3回もレントゲンを撮りましたが、まさか年始からこのような事になるとは。
これで体調不良は終わりにしてもらいたいものです。
それと改めて思いましたが、歯医者での治療は意外と背中や腰に来ますね。。
背が高いのでサイズ的にもあってないのかもですが、必要ないところで力んでしまい
変な力が入って背中や腰が張るんだと思います。
歯の治療で腰に不調を感じ方は当院まで。。お待ちしております