英語と日本語で違う?! 痛みの種類と表現

こんにちは。上野治療室からです。

数年前から趣味と実益を兼ねて英語の勉強をしています。
毎日少しずつですがコツコツと。

文章を読んだりはあまり苦労しないのですがいかんせん単語を知らないもので、
英単語を覚えることにしています


最近気づいたのですが、英語には痛みに関する単語が幾つかあります。


painは痛み、
acheは鈍く続く痛み
soreは熱感、炎症がある痛み
hurtは痛みだけでなく精神的に傷つく、痛む

など。

ざっと挙げただけでもこれだけあります。

一方で日本語はこれら全て「痛い」で済みます。
特に区別はなく全てが「痛い」

それをどうやって区別しているか?

日本語の場合、オノマトペと言う擬音語、擬態語などで区別しているのです。

ジンジン痛い、ズキズキ痛い、ヒリヒリ痛いなど
言われると痛みの種類はそれぞれを表す擬音語がある訳です。


日本語を勉強しているという方が、こういう擬音語が沢山あって日本語は難しい、と仰ってるのを聞きました
世界的に見ても日本語はオノマトペが多い言語なのだそうです。



さて、ここからは自分の話。
実際に施術をするにあたり、問診、診断を行います。
どこが痛いですか?どの様に痛いですか?など。

部位と痛みの種類によって急性なのか慢性なのか、原因がどこにあるのかなどを考えて施術をしていく訳です

中には表現の仕方が独特、ユニークな言い回しの方もいらっしゃいます。
英語だとそう言う事は無いのか、と勉強しながら思いましたし
この多様な表現も日本語ならではなんだなあと改めて思い返しました。

痛みや気になる患部などがある時は施術前にご相談下さい。

全身治療をするので大体の違和感などは良くなっていくのですが、局所的な対応が必要なこともあります

また初診の際も同様です
カルテなどに書ききれないことも口頭でお伝え頂ければと思います