うがい 手洗い インフルエンザ ノロウイルス

こんにちは。上野治療室からです。

冬も終わり春が来て少しずつ暖かくなっております。
今シーズンはインフルエンザが全く流行しない冬でした。

国立感染症研究所のHPに過去10年間のインフルエンザウイルス分離、検出報告数がグラフで出ております。

https://nesid4g.mhlw.go.jp/Byogentai/Pdf/data2j.pdf
(pdfファイルが開きます)

例えば検出報告数の多かった2019年始め頃は900に近い数字が出ていますが
2020年から2021年にかけては報告数が10以下!本当に桁が違います。

約1000分の1程度の減少です。

では何故インフルエンザの罹患数がこれだけ減ったのか?
海外からの渡航者が減りインフルエンザウイルスが持ち込まれる機会が減った、
またウイルス干渉が起きた(新型コロナウイルスが流行したため、インフルエンザウイルスが負けてしまった)
などの理由が考えられているそうですが
やはりいちばんの理由はうがい、手洗い、アルコールによる手指の消毒の徹底が大きいようです。

逆にここに来て感染性胃腸炎(いわゆるノロウイルス)が流行っているそうです。
ノロウイルスはアルコール消毒が効かない上に最低18個が口に入っただけで発症します。

アルコールで消毒しているから大丈夫だろう、と思っているとこういった落とし穴があるんだなと驚きました。

食べ物にしっかり火を通す、手洗いうがいをしっかり行う。
改めて大切だなと感じました。


 

取手治療室、上野治療室どちらの治療室にも流し台があります。
うがい用のコップやペーパータオルを設置してあり、来院時のうがい、手洗いが出来るようにしてあります。

もちろん、アルコール消毒液も設置してあります。

一番確実なのはうがい、手洗いです。
マスクをしているからとつい億劫になりがちですが
健康を守るためにもうがい手洗い、ご協力下さい。

三密、換気にも気を配り診療しております。
宜しくお願い致します。

とりで

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