真夏の室内、一日にどの位汗をかく?

写真 2016-07-24 16 05 22

こんにちは

梅雨明けが遅れているようで、朝晩涼しい日が続いております。

それでも日中は30度近くまで気温が上昇します。
気をつけたいのは水分補給です

一般に気温30度の室内に一日中いると約3000mlの発汗量があります。
500mlのペットボトルで6本!大変な量です。

また、水分と共に塩分も体外に出てしまいます。
汗に含まれる塩分濃度は約0.3-0.9%ですので失われる塩分量は
9g近くになります。

室内にいて、運動をしない状態でもこれだけの水分を失い
塩分も足りなくなっているのです。

熱中症対策の水分補給には、水分だけでなく塩分も併せて補給する事が
重要となってきます。

水やお茶には塩分が含まれておらず、体液が薄まってしまいます。
飲んだ水が尿などで排泄されてしまうので体内に水分が留まらなく
なってしまいます。

また、一般的なスポーツ飲料は塩分の量が少なく、糖分の量が
多くなっています。
飲んだ際に味は美味しいのですが、吸収するのに時間がかかり、
また糖分を多く摂り過ぎる可能性があります。

塩分と糖分がバランス良く含まれた経口補水液ですと
効率よく水分と塩分を補給する事が出来ます。
1Lの水に3gの食塩、40gの砂糖を溶かす事で自分でも作れます。

注意したいのは、塩分を摂り過ぎないようにする事です
経口補水液の摂取量は、成人で1日あたり500-1000ml(市販品で
1-2本)とされています

写真のような塩分タブレットですと、1粒あたり100mgのナトリウムを
含んでいます。これは経口補水液の100ml程度の量に相当します

経口補水液は予め塩分と糖分を吸収しやすいように調整してあります
一緒に摂るのは避けましょう。

また、経口補水液はゴクゴクと飲まず、少しずつ時間を置いて
口に含むようにして飲むのが効果的だそうです。