『JR上野駅公園口』

こんにちは。上野治療室からです。

作家の柳美里さんが、米国で最も権威のある文学賞の一つ、全米図書賞の翻訳文学部門を受賞されたそうです。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020111900401&g=soc

2014年に刊行された本のタイトルは

 

 

『JR上野駅公園口』

 

いつも利用している、当院からも近いJR上野駅を舞台にした小説だそうです。

という事で

紙の本はすぐに買いにいけなくても電子書籍は買ったその場でダウンロードして
読むことが出来る。よくよく考えると凄い未来だなと思います。

 

診療時間の合間に読み終えました。

正直なところ、読んで楽しくなるストーリーではありません。
ただ、上野公園と福島県南相馬市、2011年の東日本大震災、2020年の東京五輪など
昭和から平成、そして令和にかけての貧困や出稼ぎなどが織り交ぜられた
凄く胸に来る小説でした。

久しぶりに小説を読みました。そういえば最近本を読む機会が減ってるなあ。
本は時間を忘れて没頭出来るのでいいものですね。

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