筋トレ初心者が手首を傷めやすい理由

こんにちは。上野治療室からです。

スポーツの秋、という事でも無いと思うのですが
ここのところ運動をしてます、という患者さんが増えてます。

 

 

運動をしようと思いジムに通い始めた患者さんの話です。
ちょうど慣れてきた頃らしいのですが、手首周辺がやけに張っていて、固い。
痛みはないですか?というと大丈夫との事。
しかしそのせいであちこちに不具合が出ていました。

施術をしたら手首周辺の張りは取れ、肩こりもなく姿勢も戻りました。

話を伺うと、ジムのマシンでトレーニングを初めて、少しずつウエイトを重くして
回数も増やして…という最中だったそうです。

 

ジムにあるマシンはダンベルなどを使うのに比べて
筋肉や関節を傷めにくく、効率よく筋肉を鍛えられます。

とはいえ、間違った使い方をすると関節を傷めやすいです。
上半身を鍛えるマシンは腕を使うものが多いので、手首の関節に負担がかかります。

怪我をしないコツは、
○反動をつけない
○狙った筋肉を使って動かすようにする
○戻す時に急に力を抜かない

と言ったところです。
反動をつけて重いウエイトを上げると狙った筋肉に効きませんし
フォームが崩れてしまうと折角の運動効果も効き目が弱くなってしまいます。

また重いウエイトを上げた後で急に力を抜くと思わぬ怪我をします。
戻す時もゆっくりと、筋肉に重さがかかっているのを意識するといいです。

 

 

何となく重さに慣れて、10回3セット出来るからもう少し重さを上げてみよう、と
チャレンジするのも大事ですが、ちゃんとしたフォームで、ねらった筋肉を使って
しっかり運動が出来ているか意識するのも同じくらい大事です。

学生の頃から運動をしていて、ウエイトトレーニングに慣れている方には
何を今更、という話に聞こえるかもしれません。
しかし、あまり運動をする機会がなく、大人になってから始める方も多いです。
そういった方向けに今回のブログを書いてみました。

 

 

腰痛や肩こりもセルフケアが大事です。
治療する側が言うのも変な話ですが、日常生活で出来る事を行い
予防や改善出来るようにするのはとても重要です。

同じように自分でケア出来る部分は限度があると考えています。
なかなか治らない、酷くしてしまった等は我慢せず無理せず早めに治療を受けて下さい。
こちらも重要です。

怪我をしないように、長く続けていけるよう最初は無理をしないようにしましょう

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