月刊 自然良能 2016年5月号
月刊自然良能 2016年5月号
○特集
脊柱管狭窄症の治療 -福岡県北九州支部-
サルコペニア肥満
自然良能会が発行しております月刊自然良能が届きました
5月号は福岡県北九州市の北九州支部、高田正嗣先生からの治療レポートです。
脊柱管狭窄症と診断された73歳の患者さまが、6月初旬から8月末の約3ヶ月、
45回の治療で痛みは解消出来たそうです
45回というと大変な回数に聞こえます。しかし脊柱管狭窄症と診断された場合
2ヶ月~3ヶ月程度はじっくりと時間をかけて治療をしないと、なかなか
痛みやしびれは解消してこない、という事になります。
当院でも良く、初診の患者様に「何回くらいで良くなりますか?」と質問を受けます。
患者様が一番知りたい質問ですし、我々治療する側が一番答えにくい質問です。
患者様の年齢や体力、症状によっても変わるのですが、
一日のうち治療に来ている以外の時間をどう過ごすか、それが重要だなと思います。
痛みやしびれがある場合は、急な運動は避ける。ストレッチなども無理にはしない。
バラコンバンドを使って患部を適宜保護した上で、腰回し運動、バラコンバンド巻きを
適宜行う。
症状が少しおさまってきたら、散歩程度の軽いウォーキング。
栄養を摂って、しっかりと睡眠を取る。
治療以外の時間の方が圧倒的に長いので、その間をどれだけ治療に向けられるか。
早く治る秘訣は、そこにあると思います。
生活に支障が出るほどに壊してしまったのですから、
焦らずじっくりと取り組み、しっかりと治して頂きたいのです。
一生使うからだです。
無理をしてきたからだと向き合い、2-3ヶ月かけて
しっかりとメンテナンスを行うのも大事だとおもいます。
その他、不定期連載第2回、バラコン法の考察。
大井中央病院院長の前田武昭先生による医療あらかるとは
サルコペニア肥満についての考察です。
『月刊 自然良能』は、当治療院取手治療室で頒布しております。
バックナンバーもございますので、ご希望の方は来院の際に申し出て下さい