椎間板ヘルニアの新しい治療法

こんにちは。上野治療室からです。

先週の新聞に椎間板ヘルニアについての記事が掲載されていました

椎間板ヘルニアの新しい注射薬、1回で高い治療効果…8月発売 : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞) https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20180718-OYTET50016/

これによると、今までは切除することでしか取り除けなかった椎間板ヘルニアが
酵素を注射することで縮小させられるようになっているとの事です。

当院では繰り返し同じことを書いておりますが、
椎間板ヘルニアの原因は仙腸関節のズレにあると考えております。

骨盤が歪む事で本来体重を支える部分をうまく使えず
腰椎に体重がかかる事によって起こるものと思っております。

ですので肝心のヘルニアが縮小しても、何故そのヘルニアが出来たのか?
その原因を取り除かなければ、また同じような疾患を再発するのでは?とは思っています。

しかし、骨盤を調整して筋肉の緊張を取っていっても
ヘルニアの患部、また足の痺れや痛みなどはすぐには取れません。
どうしても痛みを取るのには時間と治療の回数が必要になります。

そうなると、もしこの注射で痛みがすぐに取れるようであれば
大変有用なのでは?とは思っております。

いずれにしても新しい技術、新しい薬ですので、
今後どのように使われていくのか。

また、この注射を打った患者さんが当院に来ることもあると思います。
その時にはどのような変化があったか?お話が伺えたらなと思っております。