東京国立博物館 マルセル・デュシャンと日本美術

こんにちは。上野治療室からです。

昨日はお休みですが取手から上野まで。
10/2(火曜日)から東京国立博物館で始まった2つの特別展を見てきました。

まずはマルセル・デュシャンと日本美術の方へ。

マルセル・デュシャンは20世紀初頭に活躍した美術家で、
キュビズムを経てダダやシュールレアリズムなど、現代美術の先駆となった人です。

前情報無しに行ったのですが、とにかく展示数が多くて驚きました。
初期の画家の頃の作品から、「大ガラス」と呼ばれる巨大なオブジェのレプリカまで
学生の頃美術書で見ていた作品がそのまま見れた!という興奮でいっぱいでした。
(上の写真も『自転車の車輪』という有名な作品です)

そして一番有名な『泉』という作品。

ここまで分かると思いますが、一部の作品を除いて基本的に撮影がOK。
というのもまたよかったです。
アネミックシネマの回転する動画を思わず夢中で撮ってしまいました。

合計150点近い作品と解説、それに日本美術との関わりについて。
たっぷり1時間以上楽しみ、学び、考えました。

まだ始まったばかりですし、午前中という事もあり、大変空いていてゆっくりと見れました。
ご予定されている方がいらっしゃいましたらお早めに!

http://www.duchamp2018.jp/news.html

漫画家のいわきりなおとさんによる展示会の公式キャラクター
デュシャンしゃんが可愛かったのでクリアケースを買いました。

上野動物園のパンダ(シャンシャン)、頭には彼の作品の『泉』
『階段を降りる裸体No.2』、または多重露光のモチーフと要素満点。
デュシャンは好んで煙草やパイプを嗜んでいたそうで、パイプを咥えているそうです
要素が多い!!

もうひとつの展覧会については、明日のブログで書きます。