ギターのはなし

こんにちは。上野治療室からです。

今日はちょっと趣味のお話をします。完全に趣味のお話です。

 

その昔、バンドなんかをやってまして、ギターを弾いていた事がありました。
殆ど弾けないんですが(本当に弾けない)、
ちょっとは弾けるようになりたいなと思って、しまってあったギターを
引っ張りだしたんです

GrecoのSG-350Tというモデルです。
ギブソンではないです。国産のコピーモデルというやつです。

ヘッド裏にシリアルが打っていなく、確か1973年製だったと思います。
ひょんな事から手元に来て、ライブでも弾いたしツアーもこれで出たのですが
フレットの減りやネックの反りが酷く、チューニングもいまひとつでした。

そうか、ギターのリペアに出せばもう少し弾きやすくなるのでは?
と、軽い気持ちでリペアショップに持っていってみたんです。

場所は原宿の松下工房、というお店。
その筋では凄く有名なところです。

ざっと見て頂いたところ、やはり状態は芳しくなく…。
しかし折角持ってきたのだからと修理をお願いしました。

それから2週間ほど経って、修理完了の連絡。
早速引き取って来ましたが。

もうね、見るからにピカピカなんですよ。
びっくりしました。
ここまで見違えるとは。

ブリッジ側のピックアップも断線して音が出なくなっていたので
別途購入したカバードのもの(当日持っていって気づき慌てて購入)に
交換してもらいました。

経年劣化でバインディングが変色していたのが
リフレットの際に削られて元の色が出てきてます。こういうところがカッコイイ。

で、先日スタジオに入ってアンプに繋いで弾いてみました。
もう10年ぶり?とかでしょうか?

全く音が違うんです。凄いですね。びっくりしました。
凄く音がいい。音詰まりも無いし綺麗に抜けるし。
元々ついていたオリジナルのピックアップが結構いい音がして
低音も出るし、換装したものとのバランスも良く、
これは正直リペアに出してよかったな、と思いました。

これでしばらくは大丈夫だと思うので、
ガンガン練習しようと思います。いやっほい!